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【挫折克服!】ビーズクロッシェに再挑戦!その成功方法を教えます!

ビーズクロッシェをしている画像

ビーズショップや、ネットで、紹介されているビーズクロッシェ。

ビーズをしたことがある方、また、編み物をされている方、もしかしたら、一度は「やってみたい」と思われて、関連本やネットの動画を見て、或いは、ワークショップなど、ビーズクロッシェにチャレンジされたことがないでしょうか。

その際に、「うまくいかなかった」「肝心なところが分からない」「何がいけなかったのか、わからない」など、挫折して、ビーズクロッシェをあきらめてしまったことはないでしょうか。

私は、10年以上、ビーズクロッシェの講師をしており、ちょっと残念ですが、このような話をよく聞きます。

初めての挑戦でうまくいかなかった経験は誰にでもあります。

でも、それが再挑戦の妨げになる必要はありません。この記事では、再チャレンジに役立つ知識や技術、具体的なステップをお伝えいたします。

こちらの記事では、成功のためのヒントをお届けします!もう一度、ビーズクロッシェにチャレンジしてみましょう!

新しい技法を取り入れて、新しい違った味わいのビーズワークをぜひ、お楽しみください!


なぜ、ビーズクロッシェは難しいといわれるのか?

リトルビーズビレッジオリジナル作品 キット作品サンプル画像
そもそも、「ビーズクロッシェ」とは、どのような技法でしょうか。

ビーズクロッシェは、ビーズワークの一種で、
「ビーズ」を「クロッシェ:仏語でかぎ針編み」する、すなわち、ビーズを通した糸をかぎ針(又はレース針)で編んでいく技法です。

当たり前ですが、ビーズクロッシェに「ビーズ」は必須ですね。

編み物のテクニックである「鎖編み」「細編み」「長編み」などを使う作品、編み方があり、また、編み物記号も、ビーズクロッシェのレシピに使われます。

ビーズのがま口やモチーフ編みなどがそうですね。

このため、まず、「編み物」「かぎ針」「編み図記号」に慣れている、また、その知識があるのと、「編み物」「かぎ針」に触れたことがない、「編み図記号」の知識がないのとは、まったくスタートの位置が変わってきます。

一般的に、編み物のご経験がないと、ビーズクロッシェのハードルが上がります。

では、編み物の経験があれば、簡単にビーズクロシェができるのかというと、また、もう一つ、「ペレンクロッシェ」「チューブクロッシェ」「ルトゥールクロッシェ」等のビーズクロッシェ独特の編み方もあり、こちらは、従来の編み物とは、違った針の動き方をこと、特に、スタート時が最も難しいので、関連本や動画などを見ても、「うまくいかない」「わからない」ということがあるようです。

もう少し、詳しく「なぜ、ビーズクロシェは難しい」とか「敷居が高い」などといわれてしまうのか、説明していきます。

ビーズクロシェと編み物の経験の有無の関係

編み物のテクニックを使ったビーズクロッシェ作品
前述のように、ビーズクロッシェでは、「鎖編み」「細編み」「長編み」などを使う作品、編み方があり、また、一般の編み物記号も、ビーズクロッシェのレシピに使われます。

昔ながらの「ビーズを編みこんだがま口ポーチ」などは、その典型です。こちらも現代のビーズワークでは、「ビーズクロッシェ」の一種とされています。
以前は「ビーズクロッシェ」という言葉が無くても、作品としては、存在していたわけですね。

ですので、編み物のご経験がある方が、画像のような「編み物系」の作品に初チャレンジされる場合は、ある程度時間がかかっても、すんなり楽しく完成される場合が多いです。

ただ、前述のように、「編み物の経験がない」「かぎ針に触ったこともない」という方は、編み物の初歩の初歩、「糸をどのように手にかけるか」、「どうやってかぎ針を持つか」などから、スタートする必要があり、ある程度、期間がかかってしまうのは、否めません。

そこは、ほかのビーズワーク、テグス編みや、ビーズステッチ、ワイヤーワークとは一線を画します。

でも、「ビーズクロッシェ」を学びながら、「編み物」の知識が増えれば、「ビーズクロッシェ」以外の「編み物」も同時に楽しんで頂けるようになりますので、編み物が未経験でも、「画像のようなモチーフを編みたい!」というからは、ぜひ、編み物の基本の「鎖編み」からご経験ください。

「鎖編み」だけでも、「ビーズクロッシェ」は楽しめます!後述で、「鎖編み」だけでの楽しみ方をご紹介いたしますね。

ビーズクロッシェ独特の編み方はハードルが高い?

リトルビーズビレッジオリジナル作品 チューブクロッシェ、ペレンクロッシェ
前述のように、まず、ビーズクロッシェには、「編み物の経験の有無」がかなり影響があります。

では、編み物の経験があれば、ビーズクロッシェ独特の「チューブクロッシェ」や「ペレンクロッシェ」も独力ですいすい編めるのか?というと、うまくいく場合も、もちろんありますが、そうでない場合も結構あるのが、また、ちょっとハードルが高いと思われてしまう原因かと思います。

これは、この「チューブクロッシェ」や「ペレンクロッシェ」等の

1)難易度が的確に把握されていないこと
2)一般の編み方とかなり違う(特にスタート時の編み方)ことと

の二つが原因があるようです。

この二つの点に、対処できると、再チャレンジの道が見えてきます!
より詳しく解説していきます。

再チャレンジのために、知っておきたいこと~克服の準備~

ループクロッシェのネックレス yuppy.beads デザイン
ビーズクロッシェに「挫折」してしまったことの大きな要因に、先ほど、
「チューブクロッシェ」や「ペレンクロッシェ」等のビーズクロッシェ独特の編み方の

1)難易度が的確に把握されていないこと
2)一般の編み方とかなり違う(特にスタート時の編み方)こと

の2点を上げましたが、それ以外の挫折の要因もあるようです。

それは、編み物のスキル、知識が不足してしまっていたり、編み物の知識があっても、ビーズが入るとビーズの扱いに慣れていないので、編み物とは勝手が違っていて、編みにくかったり、

また、レース針、ビーズ通し針等の道具が使いにくいものだったりする場合もあります。

そのあたりの要因ももう少し詳しく探ってみましょう。

レース糸に通したビーズの扱いに慣れる ~鎖編みを通じて~

ビーズを鎖編みに一つずつ編み込む ビーズクロッシェ 鎖編み
編み物ができれば、何の問題もなくビーズクロッシェができるかというと、もちろん、できた方が上達は早いですが、やはり全く同じとはいきませんし、

編み物のご経験がない場合には、やはり編み物の基礎の鎖編みから練習された方が、遠回りにも感じられるかもしれませんが、実際には近道です。

早く「ペレンクロッシェ」や「チューブクロッシェ」を編みたいという心を少し抑えて、鎖編み、または、「ループクロッシェ(*)」の作品をお試しくださいね。
まったく編み物のご経験がない方は、まず、毛糸などレース糸より扱いやすい太い糸とそれに合ったかぎ針で、鎖編みの練習をされることをお勧めいたします。
編み物も、ビーズクロッシェも基本は鎖編みです。

まずは、ここから。
下に鎖編みの作品の関係リンクを貼っておきますので、参考にして頂けましたらと思います。

リンク内の作品でなくても、お手持ちのビーズとレース糸で、レース糸にビーズを通し、ご自分のお好みの鎖編みやループクロッシェの作品を編んだり、練習のために編んだりすることも可能です。

まずは、鎖編みやループクロッシェで、レース糸に通したビーズの扱いに慣れましょう。

(*)鎖編みの一目に、複数個ビーズを入れたビーズクロッシェの編み方の名称の一つ

基本的な道具と材料の選び方 ~レース針とレース糸~

ビーズクロッシェに適したレース針 リトルビーズビレッジ楽天ショップ
同じビーズを使っても、糸がその作品に適していなければ、そして、レース針が編みにくいものだったら、、、。

ちょっと試してみる程度でしたら、お家に眠っていたりするレース糸やレース針を使ってとか、手芸店で販売されている糸、或いは、百円ショップ等で手軽に手に入るものを使っても、もちろん良いのですが、

ビーズを入れて編むと、「編みやすい」糸と、「編みにくい」糸、そして、ビーズを入れて編む場合、編みやすいレース針があるのです。

もし、もう一度、しっかりとビーズクロッシェを学びなおしてみたいとお考えでしたら、ビーズクロッシェに適したレース糸、適したレース針をお使いになることをお勧めいたします。

当然、出費は手近にあるものよりもかかってしまいますが、それよりも、きれいに気持ちよく編める方を優先するという考え方もあります。

下記のリンクにて、ビーズクロッシェに適した糸、レース針を紹介していますので、ぜひご参考になさってください。

再チャレンジへむけて目標となる作品を決めよう!

ビーズクロッシェ作品を編んでいる画像 リトルビーズビレッジ
編み物未経験の方でも、ちょっとお時間はかかりますが、編み物の基本から学んでいただければ、編み物お得意の方ともあまり遜色なく、ビーズクロッシェを楽しんで頂くことができるようになります。

編み物の細編みを使ったテクニックでも細かく言うと、「ビーズ後入れ」「ビーズ先入れ」など、編み物とは関係のない、ビーズクロッシェ独自のテクニックがあります。
また、そちらについても、後日解説したいと思います。

また、「チューブクロッシェ」「ペレンクロッシェ」のビーズクロッシェ独特の編み方については、編み物の経験と知識があればすいすいとできるかというと、「そうでなかった」という方もいらっしゃると思います。
編み物のテクニックはマスターしてされているのに、なぜ、すいすいと簡単にうまくいかなかったのでしょうか。

ここでも、ビーズクロッシェに挫折してしまったという要因が隠れているようです。
では、どうして、うまくいかなかったのか?そちらについて、考えていきましょう。


(*)ちなみに、昔ながらのビーズのがま口などは「ビーズ後入れ」で編まれていることが多いです。

まず、作品のテクニックと難易度を把握しましょう!

リトルビーズビレッジオリジナル作品キット作品
私はビーズクロッシェの講師を10年以上しておりますが、よくお聞きするのは、

「本や動画を見てやってみたいと思ってけれど、始めの方からよくわからなくて」とか、「ビーズクロッシェ(後でよくお聞きすると「チューブクロッシェ」)の作品のワークショップに参加したけれど、全然進まなかった」のようなお話です。

どちらも、まず問題になるのは、作品のレベルを的確に把握されていないことが、「挫折してしまった」大きな原因になっているようです。

一般に「ビーズクロッシェ」というと、画像左下にあるような「チューブクロッシェ」を思い浮かべる方が多いようです。
ネットで「ビーズクロッシェ」と検索すると、こちらの「チューブクロッシェ」が多く出てきます。

ただ、この「チューブクロッシェ」は、「ビーズクロッシェ」中でも難易度が高く、一度もビーズクロッシェをされてない方がいきなり「チューブクロッシェ」作品にチャレンジされても、なかなかというより、相当難しいことになります。

まずは、当然と言えば、当然のことなのですが、ご自分の編み物のご経験などを考えて、経験無理なく、《レベル:初級》の作品から、始めて頂けましたらと思います。


以下、「ビーズクロッシェ」の編み方の種類を難易度の順に並べてみます。

1)鎖編み:鎖編みにビーズを1コを入れて編む。ビーズを入れないで編む編み地とビーズを入れて編む編み地を組み合わせることも。《レベル:初級》

2)ループクロッシェ:ビーズを複数個入れた鎖編みで編む。《レベル:初級》
  
3)ペレンクロッシェ:ビーズを1~複数個入れた鎖編みのくさり目、針を入れ、ビーズを入れた引き抜き編みをし、らせん状に編む。
  《レベル:(基本)初中級、(応用)中級~上級》

4)チューブクロッシェ:引き抜き編みにビーズを1個ずつ入れて、チューブ状に編む。
  《レベル:(基本)中級、(応用)中級~上級》

5)ルトゥールクロッシェ:鎖編み、細編み等を組み合わせ、編み地を返しながら、往復して編む。
  《レベル:(基本)中級、(応用)中級~上級》        

6)モチーフクロッシェ:ビーズボールやフラワーモチーフなどを鎖編み、細編み、長編み等の編み物のテクニックで編む。
  《レベル:(基本)中級、(応用)中級~上級》

  その他(エビ編み、ビーズを先に入れた細編み、オヤ編み等)

「あの作品を編みたい」目標を設定しましょう!~ペレンクロッシェ~

ペレンクロッシェのネックレス リトルビーズビレッジyuppy.beads デザイン
ビーズクロッシェ、特に「チューブクロッシェ」をされることを挫折された方に「ビーズクロッシェは難しい」「挫折してしまった」という場合が多いようです。

また、「ビーズクロッシェ」=「チューブクロッシェ」と思われる(実際にはそうではなく、「チューブクロッシェ」は「ビーズクロッシェ」の一つの編み方の種類でしかないのですが)ほど、「チューブクロッシェ」は人気があります。

ですので、目標を高く、この「チューブクロッシェが編める」ということを目標に考えてみましょう。

まず、まったく未経験でらっしゃるなら、できましたら、難易度の低い、「鎖編みの作品」「ループクロッシェ作品」からなさってみてください。
そこから、難易度の低い順に、

「ペレンクロッシェ」⇒「チューブクロッシェ」と進めていってください。

問題は、「お好み」があるということ。
もしも、「鎖編みの作品」「ループクロッシェ作品」の作品にお好みの作品がないということでしたら、「ペレンクロッシェ」から、始められてもよいでしょう。
第一に「ペレンクロッシェ」を目標にしてみましょう!

「ペレンクロッシェ」は、編み始めは難しく、わかりにくいのですが、逆にここさえ、乗り切れば、あとは、基本の編み方の場合、ひたすら繰り返しの編み方です。

文の後ろに、「【ペレンクロッシェの編み図】ペレンクロッシェの糸通し図と記号図(編み図)の見方!」のリンクを貼りましたので、ご参考になさってください。

このスタートの部分をしっかり理解して頂ければ、「ペレンクロッシェ」を編んで頂けると思います。

ただし、この「ペレンクロッシェ」は、応用の範囲が広いので、

1)基本のペレンクロッシェ(基本回り、基本入れ)
2)使用のビーズ:丸大ビーズ、5~6ミリのパール、ファイアポリッシュ等の大き目なビーズ

の作品がどうかを確認してみて下さい。

ペレンクロッシェは立ち上がりに、細かい動作がありますので、丸小ビーズや、4ミリ以下のパールファイアポリッシュを使った作品ですと、かなり細かいと感じますので、作品に使われるビーズの大きさもポイントです。

ぜひ、お試しください!

「あの作品を編みたい」目標を設定しましょう!~チューブクロッシェへ向けて「ワンビーズペレンクロッシェ」~

リトルビーズビレッジオリジナル作品 チューブクロッシェへ段階的に
さて、目標の「チューブクロッシェ」、、、の前に、ペレンクロッシェからもう一つだけ、段階を踏むとしたら、「ペレンクロッシェ」の一種に通称「ワンビーズペレンクロッシェ」という編み方があります。

前述の「ペレンクロッシェ」をされると、ビーズの引き寄せ方や、扱い方などもたいぶ慣れてきますので、いきなり「チューブクロッシェ」にチャレンジするよりも、かなり楽になります。

図のように、「ペレンクロッシェ」から直接「チューブクロッシェ」に行ってもよいのですが、もし、もう一段階、段階を踏むとしたら、この「ワンビーズペレンクロッシェ」をされてから、「チューブクロッシェ」にいくと、よりスムーズに「チューブクロッシェ」を編むことができます。

「ペレンクロッシェ」は、複数個のビーズを一目に入れて編むのですが、この「ワンビーズペレンクロッシェ」は文字通り「ワンビーズ(一つのビーズ)」のみを一目に入れて編む、ペレンクロッシェの一種です。

画像の作品は、編み地の一部分が「ワンビーズクロッシェ」になっており、私はお教室で、お客様がチューブクロッシェに進まれる前におススメする作品です。

なぜかというと、「チューブクロッシェ」は、「一目にビーズを一つずつ入れて、引き抜き編みで編む」という編み方だからです。

「ペレンクロッシェ」は、ビーズを一目に引き抜き編みで編み入れてから、カラの鎖編み(*)で留めるので、安定して編みやすいのですが、「チューブクロッシェ」は、このカラの鎖編みがないので、編み始めの安定感がなく、不安定で形がとりにくいのです。

ですので、もし、段階を踏んで、チューブクロッシェをされるのでしたら、「ワンビーズペレン」の作品を「チューブクロッシェ」の前になさってみて下さい。
「チューブクロッシェ」を編む際に、より楽にマスターできるでしょう。

(*)ビーズを入れずに編む鎖編み

「あの作品を編みたい」目標を設定しましょう!~チューブクロッシェ~

段階を踏むのは、面倒だし、できればとにかくチューブクロッシェを編んでみたいという方は、「ペレンクロッシェ」から直接、「チューブクロッシェ」に挑戦してみましょう。

ただ、前述のようにいきなり「チューブクロッシェ」で挫折される方が多いというのは、しばしばお聞きする話によると「チューブクロッシェ」の中でも、簡単な作品ではなく、いきなり難しい作品のワークショップなどに参加して、挫折してしまうというケースが多いようです。

ビーズの大きさや種類、編み地の柄、一段に何目編むかで、同じ「チューブクロッシェ」でも難易度が変わりますので、どのような作品が初心者向けで、どのような作品が難易度が高いのか、わかっていれば、無謀なチャレンジをして、苦労することもありませんので、「チューブクロッシェ」事態の難易度の基準をお話しします。


1)ビーズの大きさ、種類:
 初心者の方は丸大ビーズを使った作品がおススメ。

ビーズの大きさは、もちろん小さいものより、大きいものの方が編みやすいです。ただ、大きすぎても編みにくく、丸大ビーズくらいが編みやすいです。
また、パールやファイアポリッシュの3ミリ、4ミリも編みやすいですが、この大きさになると、画像のようなチューブクロッシェ・バングルとはちょっとイメージが変わるのと、編み地が太くなるので、一段3目(チューブクロッシェ1段をビーズを入れた3目で編む)くらいが見栄えが良いです(*)。

画像の「基本のチューブクロッシェ・バングル」は一段5目で編まれています。チューブクロッシェバングルを初めて編まれる方でしたら、この「一段5目」をお勧めします。
一段8目、9目、、、となると、立ち上がりが難しくなってきます。


2)柄:
 初心者の方は、スパイラル柄がおススメ

チューブクロッシェでは、柄も、難易度に大きくかかわってきます。
初心者様におススメなのは、「スパイラル柄」です。画像では一番左上の作品が、スパイラル柄です。
スパイラル柄が編みにやすいのは、チューブクロッシェの編み方に関係しています。ここでは、あまり詳しくは書きませんが、スパイラル柄は最もミスが少なく編める柄です。なぜなら、チューブクロッシェの編み地は、一見、単純なレンガ状に見えますが、全体の編み地が緩やかにスパイラルしているからです。

ですので、各段の同じ目(1段目の1目目、2段目の1目目、3段目の1目目……)に同じビーズが来ていれば、スパイラルのラインになります。
上級レベルの1段に目数の多いような作品でも、このスパイラルのラインがあると、目を飛ばしたりというような間違えをした場合でも、そのミスに気が付きやすいです。

逆に、無地の編み地や、不規則な柄などは、間違って編んでも間違いに気が付かず、そのまま編み進めてしまい、最後の方でやっと気が付いたりすることも。


3)ビーズの種類:
 初心者の方は、丸大ビーズ、3~4ミリのパール、ファイアポリッシュ等がおススメ

チューブクロッシェは、丸大ビーズやパール以外でも、クリスタルビーズや、ドロップビーズ、バタフライ型のビーズなど、いろいろな形のビーズを使って編むことが可能です。
ただ、初心者の方には、やはり、丸いなめらかな形のビーズの方が編みやすいようです。


4)一段の目数
 初心者の方は、一段5~6目がおススメ

チューブクロッシェのレシピには、必ず「一段〇目で編んでください」という指定があります。
これによって、編む方は、一段を何目で一周すればよいのかわかります。
この「〇目」が多ければ多いほど、編み始めが不安定になりますので、難易度が上がります。
私の経験では、丸大ビーズの場合「5目」が最適なようです。

チューブクロッシェの最小の目数は「2~4目」で、こちらで作品を作れないことはないのですが、編み地が安定しにくいのと、
いかにも「チューブクロッシェ」という編み地を編む場合は、丸大ビーズ「5目」がおススメです。

パールやファイアポリッシュ3~4ミリを使う場合は、逆に一段「3~4目」が、程よい太さの編み地になります。

いずれにしても、一段5~6目以下の作品が初心者様向けとなります。

さあ、実際に編んでみましょう!

ビーズクロッシェ作品を編んでいる画像 リトルビーズビレッジ
ここまで、挫折を越えてビーズクロッシェ再挑戦の仕方をお伝えしてきましたので、さあ、いよいよチャレンジです!

前述しました通り、

まずは、ご自分のやりたいビーズクロッシェ作品を決め、無理なく進められる作品からなさるとよいでしょう。

「チューブクロッシェ」で挫折された方は、その前段階の「ワンビーズペレンクロッシェ」や「ペレンクロッシェ」、或いは、まったくビーズクロッシェのご経験のないということでしたら、最も編みやすい「鎖編み作品」「ループクロッシェ」から始められることをお勧めいたします。

1)まずは、ご自分の編み物レベル、ビーズクロッシェのレベルを把握すること。

2)そのうえで、無理に難しいレベルのものにチャレンジして、挫折してあきらめてしまうよりも、楽しみながら段階を踏むこと。

3)使うレース糸や道具も必要があれば見直すこと。

こちらに気をつけつつ、お進めください。
きっと、ご自分のあみたいと思ってビーズクロッシェ作品を完成させられる日が来るはずです。

再チャレンジの際におススメの作品

ビーズクロッシェを編んでいる途中の状態
それぞれの編み方を初めてされる方に向けての作品のリンクをこちらにまとめます。

ご参考になさってくださいませ。

リトルビーズビレッジでは、オリジナル・ビーズクロッシェ作品キットの場合★の数で、レベルを表しております。
また、お気軽にチャレンジいただけるように、お手軽価格の企業キットもご用意しておりますので、そちらもご覧ください。

どの作品なら、無理をせずに編み進められるか、考えながらお選びくださいね。

編んで解いて、気軽に楽しくできるビーズペレンクロッシェ

ビーズクロッシェ作品を編んでいる画像 リトルビーズビレッジ
編んでいて、わからなくなったとか、間違えたと思う時、、、。
こんな時、どこを間違ったか、どうすればミスをカバーできるかと考えて、前に進めずレース針が留まってしまうこともあります。

そんな時は、思い切って、ここまでは正しく編めていると思うところまで、思い切って解いてしまって、正しく編めているところから再スタートして編みなす方が良いです。

幸い、ビーズクロッシェはどの編み方でも、レース針を外して糸を引けば、いともたやすく解けます。編んでいて、解けてほしくないときも、油断すると、レース針から目が外れて、解けてしまったりもするくらい、簡単に解けます笑。

他のビーズワーク、ビーズステッチやテグスなど、間違った場合、解くのが結構大変な場合が多いのですが、ビーズクロッシェはそうでないので、レッスンの時にも私は「わからなくなったら、わかるところまで解いちゃったほうが良いですよ。」とよく言います。

「間違っても、すぐ解いて編みなおせばいい」と思って、編んだり解いたりしながら編み進めていくと、始めはなかなか進まなくて、いらいらすることもあるかもしれませんが、何回も繰り返すうちに自然に上達してきます。

ただここで、間違った編み方を繰り返してしまっては、悪い癖がついてしまうので、編み方を確認しつつ、じっくりと編んで解いてしてみて下さいね。

また、リトルビーズビレッジ楽天ショップのオリジナル作品キットでしたら、LINE公式より、編み方サポートもしておりますので、ご登録後、ご不明な点等、お気軽にお問合せいた下さい。できる限りサポート致します。

ぜひ、ご一緒にビーズクロッシェを楽しんでいきましょう!

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