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【初心者様必見!】ビーズクロッシェに必要な道具をご紹介!

ビーズクロッシェ作品製作風景

ビーズクロッシェの作品を見て、やってみたいと思われましたか?

ぜひぜひトライして頂きたいです!が、どうやって、作っていくのでしょうか?

そして、どんな道具が必要になるでしょうか。まずは、どうしてもこれだけは必要!という道具等をご紹介していきます。

そもそもビーズクロッシェとは?

リトルビーズビレッジオリジナル作品 キット作品サンプル画像
必要なビーズをあらかじめ糸に通し、レース針等で編んでいくビーズクロッシェ。

通すビーズや編み方によって、いろいろなオリジナルアクセサリー、アイテム作りが楽しめます。

ビーズクロッシェを始めるためには、どんな道具が必要なのでしょうか。

リトルビーズビレッジ楽天市場店店主、ビーズクロッシェ講師歴10年以上の私ユッピビーズ(@yuppy.beads)がご案内いたします!

ビーズクロッシェとは?

ビーズクロッシェに適したレース針・かぎ針

ビーズクロッシェに適したレース針 リトルビーズビレッジ楽天ショップ
ビーズクロッシェは、レース糸等の糸やコードに、ビーズを通してから編みます。

主に、レース編みに使うレース針を使って、編んでいきます。編み物に使われる編み針より細く、一般的に、金属部分がシルバー色になっています。

ビーズクロッシェでよく使われる号数は、0号から8号で、2号刻みにサイズがあります。

数字が小さい方が、太く(編み針は反対に、数字が小さい方が細いです)、2、4、6号が特によく使われます。

ビーズクロッシェでよく使われるレース糸40番には、レース針4号、又は6号。20番には、レース針2号がよく使われます。
同じくビーズクロッシェの作品でよく使われる「ダルマのラメ糸」は、ちょうどその間の太さの30番で、私はレース針4号を使っています(帯の表示では2号~4号です)。

どのサイズのレース針を使うかは、作品キットのレシピに、「レース針 〇号」などの指定がある場合が多いですので、それに従って、レース針のサイズを選びます。

レース糸以外に、メタリックコード等、レース糸以外の太めの素材で作品を編む場合には、レース針でなく、かぎ針を使用することもあります。

その場合、3号、5号程度の太さのかぎ針が使われることが多いです。

ビーズクロッシェをされるために、レース針を選ばれるのでしたら、私は断然、チューリップ社のビーズクロッシェ専用針「シュクル」をお勧めいたします。

この「シュクル」は、チューリップ社がビーズクロッシェを楽しむ方のために作ったレース針です(レース編みにもご使用になれます。)。

特徴としては、
・編み目をしっかりときれいに編むことができるかぎ先
・鉛筆の持ち方と某張りの持ち方ができるグリップ形状
・ビーズを引き寄せやすい針軸
ですが、私の感覚では、特に「ビーズを引き寄せやすい針軸」がほかの一般のレース針と比べて秀逸です。

「シュクル」の針軸は、ほかの一般のレース針のものより、長さが短くなっており、ビーズが引き寄せやすく、ビーズを引き寄せながら、スムーズに編み続けることができ、ビーズクロッシェをする者にとって、手離せない道具の一つになっています。

又、かぎ先も、一般のレース針より小さくなっており、ビーズを入れた目にも入りやすく(かぎ先が大きいとビーズと糸の隙間に入れることが困難になります)、こちらも同じく、ビーズクロッシェ愛好者にとって大変うれしい、文字通り唯一のビーズクロッシェ専用針となっています。

ビーズクロッシェ専用 レース針 チューリップ社 リトルビーズビレッジ

ビーズクロッシェに適する糸の種類

レース針なら、どのレース針でもいいの?

レース針といっても、何社かの企業が製品を製造しています。

基本的には、どの会社の製品のレース針でも、ビーズクロッシェ作品を編むことはできます。

最近では、百円ショップでも、買うことができますが、やはり、クロバー社、チューリップ社のようないわゆるハンドメイド専門のメーカーさんが販売してしているレース針が大変使いやすいです。

百円ショップ販売等のレース針ですと、私の個人的な感想ではありますが、レース糸が引っ掛かりにくかったり、編んでいて、糸割れしてしまったりして、かなり編みにくいです。

昔ながらの両カギ(針の両端に、かぎ部分が付いているもの)のレース針でも、もちろん編めますが、やはり、後述のゴム製のグリップ付きのレース針よりも編みにくく、支える指が痛くなったりしがちです。

クロバー社、チューリップ社のようないわゆるハンドメイド専門のメーカーさん製造のレース針は、1本900円程度(2023年現在)しますが、
綺麗に作品を編みたい、継続的にビーズクロッシェをしたいという方は、メーカーさん製造のレース針をお使いになることをお勧めいたします。

特に、チューリップ社のビーズクロッシェ専用のレース針「シュクル」シリーズは、唯一のビーズクロッシェ専用レース針であり、チューリップ社がビーズクロッシェを楽しむ方のために作ったレース針です。
(レース編みにもご使用になれます。)

小さめのかぎ先、長時間編んでいても疲れにくいグリップ、ビーズを引き寄せやすい針軸が特徴です。

私も愛用しており、お教室でも、おススメしております。

レース針とレース糸の関係

キットや、書籍掲載の作品を作る場合は、前述のように「レース針 〇号」とレース針のサイズが指定されていますが、

自分自身でオリジナルで作品を作る場合は、自分でレース針の号数を決めなければなりません。

その場合は、使用するレース糸の指定の号数、レース糸20番の太さの場合は、レース針2号、レース糸40番の場合は、レース針4号、又は6号が使用される場合が多いです(レース糸の帯にそのような記載があります)。

また、太めのコードでしたら、前述のように、レース針0号や編み針3号などを使います。

いずれにしても、使用する糸類、ビーズ、編んだ作品に合わせて、レース針を選びます。

ビーズ通し針(ビーズ通し専用針)

もう一つ、ビーズクロッシェに欠かせないのは、「ビーズ通し針」です。

「ビーズ通し針」とは、ビーズを糸に通すために作られた専用針で、こちらは、レース針ほど一般的には、流通しているものではありませんが、ビーズ専門店や手芸店、ネットショップ等で購入することができます。

丸大、丸小ビーズにレース糸等を通すものですので、通常の縫い針などより、細く、しなやかで、また、レース糸等を針穴に通すので、針穴が広くなっています。

針穴が端にあり、レース糸を通すタイプと、針穴を広げて使うタイプがあり、長さも用途によって様々です。

ビーズを通すほどの細さですので、繊細な作りのものが多く、使い慣れないうちは、製作中に曲がってしまったり、折れてしまったり、或いは、針穴が咲けてしまったりすることもありますので、初心者の方は、複数本、持っていた方が心強いです。

よく使われている製品は、KAWAGUCHI社製(6センチ、10センチ:長さにより2種)です。ほかのメーカーの製品もいくつかありますが、もっとも一般的に使われているのは、こちらのKAWAGUCHI社製のものです。

こちらは、実は数年前にリニューアルされており、残念ながら以前のものより若干太めになってしまったり、サイズが限られてしまったりしてしまったのですが、それでも、やはりこちらのKAWAGUCHI社製のビーズ針が一番広く使われています。

通るビーズの種類としては、レース糸20番を使用した場合、丸大ビーズは問題なく3~4回ほど、丸小ビーズは2~3回ほど、特小ビーズは1回か2回、通すことができます。ただ、丸小、特小ビーズの場合、ビーズの個体差によって、2回目も通らない場合があり、作品に使う場所によって(サイドに使う場合は、何回もレース糸を通す場合もあります)、気をつけなければならない時もあります。

ほかにも、チューリップ社製のビーズ通し針(7センチ、12センチ:長さにより2種)、クロバー社の「サクサクビーズ通し針」(75ミリ2本入り)、ビーズスミス社「ビッグアイニードル」などがあります。

特に、チューリップ社製のものと、クロバー社の「サクサクビーズ通し針」は、KAWAGUCHI社製のものより細いので、いざ、KAWAGUCHI社製のビーズ通し針で通らない!という場合に、一つあると便利かもしれません。

私の私見ですが、チューリップ社のものは、細くて繊細な印象です。また、クロバー社の「サクサクビーズ通し針」は、先が釣り針のようになった独特の形で、特小ビーズや、2.5ミリの穴の小さな天然石ビーズでも通すことができます。
お値段がKAWAGUCHI社製のものより、高くなりますが、精度は高いと感じます。

ビーズスミス社「ビッグアイニードル」は、長さにバリエーションがあり、日本製のものより、太めに感じます。両方の先端がとがっており、どちらからも、ビーズが通せ、針の中央部分がKAWAGUCHI社製のように広げて、糸をとして使うようにしています。

こちらを愛用されている方もいらっしゃいます。


また、ワイヤーを曲げて、自作でビーズ通し針を作ることも可能です。ただ、曲がりやすく、ビーズを通すのにも通しにくいことも多いので、
できれば、市販のビーズ通し針を用意されることをお勧めします。

それから、こちらは道具ではありませんが、どのビーズを押し針を使っても、通し手もビーズに糸が通らない場合は、糸の先に少しだけボンドを付けて、乾いてから糸の先端を斜めに切って、「糸針」にしたり、ステッチ用の糸と針を利用して、「ガイド糸」にして通す場合もあります。

いずれ、詳しく書きたいと思います。
まずは、ご自分に合う「ビーズ通し針」をぜひお手元にご用意くださいね。

KAWAGUCHI社製ビーズ通し針

ビーズ通し針各種

ビーズマット、ハサミ、目打ちなどあった方が良い便利な道具

ビーズクロッシェ作品を製作する場合、どうしても必要な道具は、以上のレース針・かぎ針、ビーズ通し針ですが、

その他にもあった方が便利な道具があります。

まずは、ビーズマット。ビーズワークをされる方なら、お持ちだと思いますが、毛足が長めのしっかりとした弾力性のある、ビーズワークのためのマットです。

市販のフェルトなどを重ねても、代用ができますが、こちらも一枚あれば、大変便利です。

その他、小型のハサミ、目打ち、段数マーカー、クリップなどがあると、作品を製作する際に役に立ちます。

ビーズクロッシェに役立つ道具類

まとめ

ビーズクロッシェを始める場合、どうしても必要な道具としては、

・レース針、または、かぎ針
・ビーズ通し針(ワイヤーで代用も可)

の2種類です。

その他の道具は、必要な際にそろえていくとよいでしょう。

そして、もし、継続して続けていきたいと思われる方には、よい道具をそろえられること、それが、素敵なビーズクロッシェ作品を製作完成への近道になることと思います。

以上、ご紹介したレース針、ビーズ通し針、その他の道具類は、

楽天市場 ビーズキット店Little Beads Village リトルビーズビレッジにて、ご購入いただけます!

オリジナルビーズクロッシェ作品キットの取り扱いもございますので、ぜひ、ご覧くださいませ。

ビーズキット店Little Beads Villageショップ

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